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売上に対する適正な原価と経費

最近、交通量の多い主要幹線道路や駅前の人口密度の高いエリアで開店する店舗が、流行っているのに開店から比較的早い段階お店を閉めることが目立つように思います。
とくにラーメン店の飲食店が開店して早期で閉店するケースが多く、入れ替わりが早いことが目立ちます。


私自身も親の代から受け継ぐ販売業を営んでおり、ここ数年の経営状態は右肩下がりで、売上の下降を止めることが出来なく、厳しい業況の中で何もできないジレンマに悩まされています。


ただ単に売り上げベースで見てみると、交通量や人口流動性の高いエリアでの出店は確実に高い売り上げが見込めますが、それなりの経費として、とくに家賃や人件費などの固定費が高く、経営者の負担が大きくなることは確かです。


私が営む販売業は不特定多数の消費者ではなく、どちらかと言えば顧客相手です。場所はさほど良くないが、すでに顧客に認知されており、売上が少ない代わりに経費や仕入れ原価に無駄が無く、何とか多少の貯蓄もできているのが現状です。


おそらく、仕入原価は大型店や売上の多いお店に有利であるはずですが、なぜか好立地で売上の高いお店の退店が早いです。売上に対する経費率が適正ではなく、仕入原価を引くと採算が合わないのでしょう。ビジネスには継続する難しさがあるのです。

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