会社での決算や賞与とは
会社員として勤めていると決算と賞与の関係が気になります。そもそも決算とは何で、賞与とはどのようにして決まるのかということです。決算とは、簡単に言うとその年に会社はどれだけ売り上げを得たのか、そしてその売り上げを得るためにどれだけのお金を使ったのかを計算することです。
その差がプラスであれば黒字であり、儲けが出たことになりますし、逆にマイナスであれば赤字で損失が出たことになります。そして、賞与については、基本的に会社が黒字になった場合に、その黒字の一部を働いている社員にも分けてあげますよという意味のようです。
いわば儲けのおすそ分けです。ですから、基本的には黒字が多ければ多いほどボーナスも多くなりますし、黒字であってもその額が少ないとボーナスは小さくなります。ただ、完全に比例しているようなものでもありませんし、比例させないといけない決まりなんてありません。
そこで、大きな会社であれば労使交渉の出番となって、交渉によって決まることが多くなります。小さな会社で組合などない場合は社長の一存で決まってしまうかもしれません。
儲けのおすそ分けという本来の意味からすれば赤字の場合は一切ボーナスなどないはずですが、ボーナスも生活費の一部という考え方からは、赤字であっても多少は支給されるケースもあるようです。